
AIで整えた内容を、同じ文書に戻して育てる
構造を整理し、表現を磨き、必要なら翻訳する。結果を持ち帰り、変更点を確かめてから、次の作業を決めましょう。
AIは短時間で別の版を作れます。大切なのは、元の意味が保たれているか、重要な情報が抜けていないか、今後の作業の土台にしてよいかを判断することです。
DeMindsの「AIで続ける」は、ファイルの準備から、戻ってきた結果の確認までをつなぎます。使うAIツールを選ぶのも、最終的な文書を決めるのも、あなた自身です。
今回、何を変えたいかを決める
対象の文書を開き、Markdown プレビューと汎用マインドマップで内容を確認します。明らかな欠落や構造の問題があれば、先に元の資料と照合して直しておきましょう。
ダウンロードメニューの「Markdown 標準バンドル」から「AIで続ける…」を選びます。
原文を保つか、表現も改善するか
- 構造最適化:文章自体はわかりやすく、主に階層や読み進め方を整理したい場合に向いています。
- 構造と表現の最適化:情報と元の意味を保ちながら、構成、文章のつながり、読みやすさも改善したい場合に向いています。
どちらも情報と元の意味を保持することが前提です。別の言語で結果を残したい場合は、「翻訳も行う」を追加できます。

今回の最適化方法を選び、AI 編集ファイルまたは標準バンドルを準備します。図では「構造と表現の最適化」が選ばれています。
具体的な目的に合わせて範囲を絞る
論旨は十分に書かれていても、章立てがはっきりしない記事があるとします。次に読むとき、「方法」「適用条件」「例」をすぐに見つけたいなら、構造最適化が役立ちます。著者の段落、具体例、留保を保ちながら、必要な見出しの階層を整えます。目指すのは内容を見つけやすくすることであり、ノードを増やすことではありません。
複数の議論をまとめた資料で、説明の重複や不自然なつながりがある場合は、構造と表現の最適化を選びます。追加の依頼は、たとえば「3つの事例とそれぞれの適用条件を残し、重複する説明をまとめてください。読者はこの話題に初めて触れる人です」と具体的に書けます。読者と残すべき内容を示すほうが、単に「改善してください」と頼むより、使える結果につながります。
どちらのモードも、既定で要約を作るものではありません。別途、要約、分析、やさしい解説を求めるなら、追加部分を明示し、戻ってきた内容と原文の関係を確認しましょう。構造を整理したいだけのときに大幅な短縮まで求めると、情報がすべて残ったか判断しにくくなります。
必要な作業資料をAIに渡す
相手が扱えるファイル形式を選ぶ
AIツールがZIPに対応している場合は、標準バンドルを優先します。Markdownと、利用可能なローカル画像や関連ファイルを一緒に渡せます。ZIPに対応していない場合は、単一のAI 編集ファイルを用意します。
ダウンロードしたファイルを選んだAIツールにアップロードし、次のように送信します。
添付ファイルの指示に従って実行してください。
処理の指示は、すでにファイルに含まれています。「既存の章立てを残し、必要な箇所だけ階層を1段追加してください」など、今回重視する点を補足してもかまいません。
DeMindsは端末上でファイルを準備します。自動アップロードやAIの自動呼び出しは行いません。アップロード後の内容は、選んだ外部サービスの規約と設定に従って処理されます。
単一ファイルには含まれない資料もある
AI 編集ファイルには、文書の本文と、元の作業に戻るための識別情報が含まれます。ただし、ローカル画像や添付資料は含まれません。本文中の相対画像パスは元の保存場所を示すもので、AIが画像を見たことを意味しません。グラフの解釈、図の説明の修正、画像内容の確認が必要なら、AIが読める形式で資料を渡し、実際に受け取ったことを確かめましょう。
結果を受け取ったら、返されたフォルダーを開き、本文で参照している画像や関連ファイルがそろっているか確認します。
ファイル全体を受け取る
ダウンロードできる成果物を求めましょう。AI 編集ファイルを使う場合は、記事本文だけを取り出さず、ファイル全体を保持します。識別情報と本文の境界が、DeMindsで元の作業に戻る手がかりになります。
サービスがテキストしか返せない場合は、1つのMarkdownコードブロックに含まれるファイル全体をコピーします。前後の会話や説明は含めないようにします。

AIツールから完全な結果ファイルをダウンロードし、DeMindsで開きます。図ではChatGPTを例にしています。
結果を戻し、残したい変更を見極める
返されたファイル、または有効な標準バンドルを開きます。現在のワークスペースで元のプロジェクトが認識されたら、「元の作業を続ける」を選び、版を比較してから適用を決めます。対応するクリップボードやシステム共有の経路からも、AI 編集ファイルを受け取れます。
見た目だけでなく、内容で判断する
まず主な結論を読み、具体的な変更を確認します。元の例は残っているか、条件や留保が削られていないか、階層が実際の関係を表しているか。翻訳した場合は、用語、語調、不確実性の表し方にも注意します。
続いて、重要なリンク、画像、数式、表を確認します。文章が読みやすくなっていても、これらが完全に残っているとは限りません。
適用すると、返された版が現在の作業コピーになります。適用前には復元可能な履歴が保存され、最初に取り込んだベースラインは別に保たれます。今の方針を置き換えたくない場合は、結果を新しい文書として開けます。

バージョン履歴で本文とマインドマップを確認します。上が以前の版、下が現在の版です。変更を残すかどうかは、内容を読んで判断します。
AIの処理中にも編集した場合は、後から加えた内容を確認する
AIを待っている間に、DeMindsでメモを追記することもあるでしょう。AIの結果は先に渡した版に基づいており、その後の追記が自動で含まれるわけではありません。比較するときは追加した段落をよく確認し、読みやすい文章を採用するために、その後の作業を失わないようにしましょう。
どちらを主に使うか決められないときは、「新しい内容として開く」で両方を残し、後から整理できます。戻されたファイルの識別、比較、確認はできますが、外部の変更と後から行ったすべての編集が自動統合されるわけではありません。
広い画面では、左右分割表示で構造と本文を並べ、Markdown側でバージョン履歴や比較を確認できます。構成の判断に役立ちますが、事実、数値、用語、引用は一つずつ読む必要があります。マインドマップが整ったという理由だけで、結果を採用しないことが大切です。
元のプロジェクトが認識されない場合
現在のワークスペースに元の文書があるか、返されたファイルが完全かを確認します。プロジェクトや関連情報が利用できない場合は、新しい内容として開けます。通常のMarkdownも編集できますが、そのファイルだけでは元のプロジェクトとの関連は確立されません。
今回の整理を、次の作業の出発点にする
確認した版を保存し、「作業を続ける」から再び開きます。そのまま手動で編集しても、より具体的な課題をAIに依頼してもかまいません。
まず試してみるなら、読書メモのサンプルをダウンロードし、DeMindsで開いて保存した後、「AIで続ける」から作業ファイルをエクスポートしてください。一度、構造最適化を行い、情報を失わずに構成がわかりやすくなったか比較してみましょう。
以前の内容を復元したいときは、バージョン履歴と復元を参照してください。